「自宅で最期まで」を望む人は多い一方、足腰が弱くなったり、1人暮らしになったりで、将来、どこに住むのか、考えないといけない人も増えています。
その際の選択肢の一つ、高齢者住宅の種類、選び方などをご紹介します。
■身体の状況等にもより、高齢者住宅もさまざま
高齢者住宅は、住む人の身体の状態により分類されます。
元気で自立した生活ができる方なら、「介護付有料老人ホーム」「住宅型有料老人ホーム」「サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)」「高齢者向け分譲マンション」などもあり、日々の生活は基本、これまでと変わりません。
門限もなく、友人などの出入りも自由で、通常の生活が継続できます。
それぞれに特徴があり、権利や入居時の費用、介護の仕組みなども違います。
一方、介護認定を受けている人は、要介護者向けの「有料老人ホーム」や「サ高住」のほか、「特別養護老人ホーム」「介護老人保健施設」「介護療養型医療施設」などもあります。
■自分らしく暮らすには、75歳まで!が理想的
高齢者住宅を選ぶポイントは、費用、立地、居室の広さ、間取り、食事、介護や医療の連携などです。
元気な時から入居できる住まいと要介護者向けでは、居室の広さや設備などが大きく変わってきます。
しっかりした理念を持って運営している事業者かもチェックしたいところです。
見学や体験利用をすれば、スタッフの対応や入居者の雰囲気もわかりますし、イベントやサークル活動が盛んなところを選べば、入居後の趣味や楽しみも広がります。自分らしく暮らせるかということが大事です。
入居する年齢は、75歳くらいまでがベスト。元気なうちに、納得のいく住まいを見つけることが重要です。
自分が選んだ“家”には、介護の安心まである──そんな“終(つい)の住み家”が理想的ではないでしょうか。
【この記事をご担当下さったライターさんのご紹介】
『ゆいごん白書Ⓡ』を国家プロジェクトに、そして世界へ
株式会社はっぴぃandプロジェクト
代表取締役 辻 瑞惠 様
—プロフィール—
新聞社を退職後、新聞・雑誌・PR誌等のフリーライターとなり、取材・企画・編集のほか、専門学校の講師(マスコミ科)、情報誌のディレクターなども務める。
その一方で、父が18代続く寺の僧侶だった影響などもあり、2000年に最期まで自分らしく生きるために必要なあんしん未来シート『ゆいごん白書®』を企画。
2016年 1月、『ゆいごん白書®』を軸とする「はっぴぃandプロジェクト」を設立
2018年 11月、中小企業診断士の会「ピザの会」主催 ビジネスプランコンテストで「金賞」受賞
2019年 2月、法人化にする
2019年 11月、6種類の年代別『ゆいごん白書®』を発売
2020年 1月、毎日新聞、産經新聞など全国15紙に取り上げられ申込が殺到
2020年 10月、社長版『ゆいごん白書®』を発売する
『ゆいごん白書®』作成講座(年間400人以上が受講)、『ゆいごん白書®』認定講師養成講座(現在全国に73名)を開催するほか、「シニアカレッジ」「はっぴぃ
and塾」の企画・主催等も行う。「終活」「円満人生」等に関する講演依頼を、教育委員会様、商工会議所様、ロータリクラブ様、UR都市機構様等からいただく。
- 2021年10月29日