具体的な終活の進め方や「エンディングノート」の作成方法などについて
「終活」という言葉は、『週刊朝日』が就活(就職活動)を文字って「終活」という言葉を生み出したのが最初といわれており、2010年と2012年に「新語・流行語大賞」にノミネートされました。
定義はなく、「人生の終わりのための活動」「人生の棚卸し」「自分の意志を整理して、円満人生に導く活動」など広義に使われています。そのため何から手をつけたらよいかわからない人も多く、「終活に関する調査」楽天インサイト調べ(2022年1月調査)では、「終活」の実施意向がある人は約7割(69.6%)いるにもかかわらず、すでに「実施している」と答えた人はわずか4.0%ほど。
「終活」でやってみたいことのトップは①「家の中の荷物整理」が約6割(60.9%)。次いで②「パソコンやスマートフォンなどのデータ整理」(39.8%)、③「財産整理」(31.9%)、④「携帯電話など加入サービスの情報整理やまとめ」(30.9%)、⑤「加入保険の整理・見直し」(30.7%)⑥「エンディングノート・遺書の作成」(26.6%)⑦「SNSアカウントの削除や整理」(24.3%)と続きます。
実は①の「家の中の荷物整理」以外はエンディングノートなどの終活ツールにまとめておくことができます。そのため終活を考えている人は、まず終活ツールから取り組むのがオススメです。
終活ツールは現在、無料配布しているものも合わせると約1000種類あると言われています。ネーミングも「エンディングノート」「もしもノート」「人生ノート」などいろいろあります。中には「ご両親はどんな人でしたか?」「小学生時代の思い出は?」といった、半生を振り返る自分史的要素を取り入れたものもあり、何を遺しておきたいかによって選ぶ終活ツールも変わってきます。
ただし、ページ数が多い、記載箇所が多い等の理由で、「持ってはいるが書いていない」「途中までしか書けていない」人が多いというのも現状です。
そんな中、入院から認知症、延命治療、葬儀、デジタル遺品、遺品整理、お墓のことまでチェックマーク(☑)を入れながら答えていくだけで簡単に作成でき、早ければ40分で完成する、A3シート2枚の複写式終活ツール『ゆいごん白書®』なども登場。
終活は、ご本人もちろんですが、ご家族もやっておいてもらえるとどれほど助かるかわかりません。まずは簡単にできる終活ツールから始めてみませんか。
【出典】
調査会社楽天インサイトの2022年1月の最新終活情報
■3月18日「GO TO終活」見学会開催
メモリアでは、定期的に見学会として様々なイベントを開催しております。今回は、終活に関するイベントを予定しております。自分一人では、なかなか進まない終活もこの機会に一度ご相談しませんか?
- 2023年3月10日