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デジタル遺品

「生前整理」の中でも特に急激に増えてきた「デジタル遺品」について特集します。

皆さん、「デジタル遺品」って、ご存知ですか?
デジタル遺品は、故人のパソコンやスマホ(スマートフォン)、タブレットの中に遺されたデータのことで、今やスマホ普及率は60代で約7割 (※)。

パソコンやタブレットも入れると、ほとんどの方がなにかしらのデジタルツールを持っていることになります。

そしてそれらのほとんどが、パスワード等が必要となりますが、IDやパスワードを伝えていなかったばかりに、遺された家族が故人の「デジタル遺品」を見られずに、トラブルが多発しています。

 とくに問題になりやすいのが、「ネット口座」。ネット口座の場合、紙通帳ではなくWeb通帳のため、家族がパスワード等を知らないと引き出すことが困難で、遺産分割協議ができず、もめる原因にもなります

株券・債権・有価証券、仮想通貨 (暗号通貨)なども含めて、元気なうちにノートなどに一覧表を作り、家族にわかるように情報共有しておきましょう。

そのほかにも、ツイッター、フェイスブック、インスタグラムなどの「SNSアカウント」や「写真・動画データ」なども、「そのまま」だと流出したり、成りすましの被害もあうことも。とくにSNSの場合は、あることないことを書かれて永久的に残ってしまうことにもなりかねません。


個人情報(連絡先・パスワード)がウイルス感染してデータが流出したり、クレジット情報を盗まれて悪用されるケースもありますので、くれぐれも要注意を。

有料サイト・ネット通販を定期利用している方も、必ず家族に伝えておくことを忘れずに。青汁やビタミン剤が毎月届いたり、会費が毎月引き落とされることも。

ゲームやアプリケーションのアカウント(有料サイト等)もそのままにしておくと、「使用料の滞納」で多額の請求書がくることもあります。


“もしもの時”に後悔しないよう、家族に見られて困るデータは速やかに削除しておくこともお忘れなく。



※インターネット調査「Fastask」の2019年2月現在のデータ

【この記事をご担当下さったライターさんのご紹介】

『ゆいごん白書Ⓡ』を国家プロジェクトに、そして世界へ
株式会社はっぴぃandプロジェクト
代表取締役 辻 瑞惠 様

—プロフィール—

新聞社を退職後、新聞・雑誌・PR誌等のフリーライターとなり、取材・企画・編集のほか、専門学校の講師(マスコミ科)、情報誌のディレクターなども務める。

その一方で、父が18代続く寺の僧侶だった影響などもあり、2000年に最期まで自分らしく生きるために必要なあんしん未来シート『ゆいごん白書®』を企画。


2016年 1月、『ゆいごん白書®』を軸とする「はっぴぃandプロジェクト」を設立

2018年 11月、中小企業診断士の会「ピザの会」主催 ビジネスプランコンテストで「金賞」受賞

2019年 2月、法人化にする

2019年 11月、6種類の年代別『ゆいごん白書®』を発売

2020年 1月、毎日新聞、産經新聞など全国15紙に取り上げられ申込が殺到

2020年 10月、社長版『ゆいごん白書®』を発売する



『ゆいごん白書®』作成講座(年間400人以上が受講)、『ゆいごん白書®』認定講師養成講座(現在全国に73名)を開催するほか、「シニアカレッジ」「はっぴぃ
and塾」の企画・主催等も行う。「終活」「円満人生」等に関する講演依頼を、教育委員会様、商工会議所様、ロータリクラブ様、UR都市機構様等からいただく。

  • 2022年3月16日

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